施設案内

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四国鉄道文化館北館

大胆な木造建築の館内には、昭和39年の新幹線開業時に登場した初代0系新幹線と、主に四国で活躍し、準鉄道記念物に指定されている「DF50形ディーゼル機関車」1号機が展示されています。
「DF50形ディーゼル機関車」は、日本でただ1台、走行可能な状態で保存されており、隣接するJR四国予讃線から分岐された軌道が、四国鉄道文化館内に引き込まれています。

菅 光史

四国鉄道文化館北館
開館時間  午前9時~午後6時
休館日 水曜日
※水曜日が祝祭日の場合は翌日休館
入館料
(南館共通)
高校生以上 300円
小中学生  100円
就学前児童 無料
館内見取図

展示内容

0系新幹線 0系新幹線電車「21-141」

昭和39年(1964年)10月1日、東京~新大阪間の新幹線開通時に登場したのが0系新幹線電車です。この「21-141」車両は、昭和51年(1976年)に製作され、窓が大きいのが特徴です。JR博多総合車両所で、平成12年10月の引退まで山陽新幹線「こだま号」として活躍していました。その走行距離は、約1020万キロメートルで地球を約255周したことになります。
平成12年(2000年)12月、JR四国がJR西日本から譲り受け、多度津工場に保存されていました。その後、西条市がJR四国から借り受け、四国鉄道文化館に展示することになりました。


DF501 DF50形ディーゼル機関車「1号機」

このDF50形1号機は、昭和32年(1957年)に新三菱重工三原製作所で作られ、高松機関区に配置された車両で、その後、敦賀、長野、米子の各機関区を経て、昭和42年(1967年)に再び高松機関区に配置されました。昭和58年(1983年)9月25日、「さよならDF50土佐路号」として最後の運転がなされるまで、地球を約67周する260万キロメートルの距離を走りました。
昭和58年(1983年)には、「準鉄道記念物」にも指定された大変貴重な車両です。

※ 両車両とも運転台に座ってレバー、スイッチ類を操作できますので、運転手気分を味わうことができます。


軌道自転車(JR四国愛称:レールスター)

軌道自転車は、一般に線路巡回・連絡等に使用するもので、通常2人で乗車し、その他小量の補修器材が積み込めるようになっています。足踏み式とガソリンエンジンを搭載した動力式の2種類があり、軽量でその取り扱いが簡易なので広く一般に使用されています。
四国鉄道文化館では、JR四国より無償貸与された「軌道自転車」を駐車場内に施設してある本物のレールの上で体験乗車することができます。
(体験乗車は、日曜・祝日に行っております。ただし、天候やイベント等で乗車できない場合もあります。)

軌道自転車
HOゲージレイアウト

一般的なNゲージよりひとまわり大きい鉄道模型です。 四国で活躍したキハ181系特急、キハ58系急行、キハ52形各駅停車、113系近郊形電車、DF50形ディーゼル機関車と24系客車、DE10形ディーゼル機関車と貸車、EF65形電気機関車とコンテナ貨車、C56形蒸気機関車と14系客車などが走行し、0系新幹線とDF50の併走という実際には絶対見られないシーンも…。


鉄道ジオラマ

西条市内の鉄道模型愛好家の方から寄贈されました。線路や町並みがリアルにつくられています。定期的にNゲージの鉄道模型を走らせています。


C58形蒸気機関車主動輪

この動輪の直径は1520mm、重さは約1.5トンもあり、石貼りの台座(幅2m、奥行き1.3m、高さ20cm)に、主連棒のシャフトを上にして垂直に固定してあります。 展示しているのは1942年に製造され、多度津機関区(香川)や津山機関区(岡山)に所属した後、1971年に廃車になった321号機の中央の動輪です。


パンタグラフ

8000系特急電車(特急「しおかぜ」「いしづち」)のパンタグラフなど


昔懐かしの鉄道グッズ


松山駅発行第1号切符

旧国鉄の松山―高松間が全通した1927年4月3日に開業した松山駅が最初に発券した切符が展示されています。







2008年1月19日愛媛新聞掲載
掲載許可番号 G20120901-00955

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四国鉄道文化館南館

南館は、列車運転が体験できる鉄道レイアウトや、鉄道標識・信号機、車両の台車の実物展示など、ご家族や鉄道ファンなど幅広い年齢層の方が楽しみ、鉄道を学べる施設となっています。
車両展示場には、ファンから“貴婦人”と呼ばれる「C57形蒸気機関車」や、往年の国鉄急行列車「キハ65形急行用気動車」、一貫して四国で活躍した「DE10形ディーゼル機関車」1号機を展示。屋外には新幹線と在来線の軌間が走行可能な「フリーゲージトレイン」第2次試験車を展示し、各車両を間近で見学することができます。


四国鉄道文化館南館
開館時間  午前9時~午後6時
休館日 水曜日
※水曜日が祝祭日の場合は翌日休館
入館料
(北館共通)
高校生以上 300円
小中学生  100円
就学前児童 無料
館内見取図

展示内容

C57形蒸気機関車 1次車「44号機」

昭和12年(1937年)から昭和22年(1947年)までの間に201両が量産された高性能な旅客用蒸気機関車です。美しくスマートなたたずまいで、ファンからは「貴婦人」の愛称で呼ばれています。昭和50年(1975年)12月14日に国鉄最後の旅客列車をけん引した蒸気機関車(C57 135号機)としても知られています。
展示している「44号機」車両は昭和13年(1938年)3月30日に三菱重工神戸造船所で製造された1次型で、北海道の岩見沢第一機関区において、38・57・135・144号機と共に国鉄で最後まで活躍したC57のうちの1両です。
この車両は、旧西条市長や国鉄総裁を歴任された十河信二氏の雅号にちなみ「春雷号」と呼ばれ、長く西条市市民公園で親しまれ保存されていましたが、当館建設を機に移設し、末永く保存されることとなりました。


キハ65 34  キハ65形急行用気動車

キハ65形気動車は、強力な駆動エンジンと冷房電源エンジンを搭載した急行用気動車として昭和44年(1969年)に登場し、昭和47年(1972年)までに104両が製造されました。
四国では高松運転所に集中配置され、急行列車に使用されましたが、その後の特急列車増発によって急行運用からは外れたものの、一部は普通列車用として残存しました。新型ローカル車両の導入に伴い徐々に数を減らし、平成20年(2008年)10月をもって定期運転を終了しました。
この34号は最後まで運用に就いていた車両で、平成17年(2005年)からオリジナルの国鉄急行色に塗り戻されており、引退後は多度津工場で保管されました。その後、西条市がJR四国から借り受けて当館に展示することとなりました。


DE101 DE10形ディーゼル機関車

DE10形機関車は入換用およびローカル線用に開発され、昭和41年(1966年)から昭和53年(1978年)までに708両が製造されました。
エンジンはV型12気筒のDML61ZA形1250psを搭載(1000番代はDML61ZB形1350ps)し、液体変速機は入換用の低速段と本線走行用の高速段の切り換えが可能です。車体はセミセンターキャブタイプで前方の見通しが良く、運転室には左右に運転台を設けており、進行方向によって選択できます。
昭和41年に試作車2両が松山機関区に配置され、試験運用を開始しました。その後、量産されたDE10形機関車は、主にローカル線区における旅客列車・貨物列車けん引のほか、車両基地や駅構内での入れ換えに使用されました。しかし、気動車・電車化によって活躍の場は減少し、現在は臨時列車・工事列車などのけん引用として、高松運転所に2両が在籍するのみです。
展示車両は昭和41年の試作車2両のうちの1号機で、松山機関区に配置後は昭和62年(1987年)2月に廃車となるまで一貫として四国において活躍しました。


軌間可変電車 フリーゲージトレイン 第2次試験車 GCT01-201

フリーゲージトレインは、新幹線の標準軌(1435㎜)と在来線の狭軌(1067㎜)の異なる軌間(ゲージ)に車輪の幅を変換して、直通運転を可能とする電車です。軌間の異なる路線間を直通運転できるため、乗り換えの手間がなくなり、所要時間の短縮を図ることができます。
展示車両は第2次試験車で、平成19年(2007年)3月にJR九州小倉工場で完成。同年から平成21年(2009年)にかけて、九州内の在来線や九州新幹線において試験走行が実施されました。
平成23年(2011年)6月からは新しい台車を装着して、予讃線の多度津~坂出間を試験走行し、同年8月から多度津~多喜浜間でカーブ区間 を試験走行しました。
平成25年(2013年)9月に試験走行を終えてJR四国多度津工場で保管されていましたが、当館建設を機に独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構から西条市に無償で譲渡いただきました。


列車運転体験ジオラマ

JR伊予西条駅周辺の風景に四国4県の特徴ある沿線風景を再現した鉄道レイアウトです。廃車になったディーゼル機関車の運転席を改造した操作卓で、ジオラマ内の模型列車を運転することができます。模型列車の先頭車両には小型カメラを設置しているので、さながら運転席から見ているような映像をモニターで楽しめます。
このジオラマは、朝・昼・夜にかけて移り変わる四国の鉄道風景を紹介する演出走行も行われます。


JR四国展示コーナー

四国の鉄道の歴史や名所、ユニークな駅名など、知っているようで知らない情報をパネルで紹介しています。

JR四国展示コーナー

増田コレクション

増田浩三氏(1934年生まれ―2012年逝去)は、四国鉄道文化館の建設に際し、財団法人日本ナショナルトラスト常務理事として多大なご尽力をいただいた方で、開館後も名誉顧問として当館の運営に日々お心遣いをいただいていました。
南館では、氏のご遺族より寄贈いただいた日本でも有数の極めて価値の高い鉄道模型を展示しています。


体験キッズコーナー

積み木や木製おもちゃなどを使って鉄道のしくみを学べる子ども向け体験コーナー。実際にJR四国で使用していたレールや動輪などで、鉄道のしくみを確かめる実験装置もあります。

体験キッズコーナー

大正~昭和の駅を演出する車両展示館

展示車両に関連する実物資料やパネル類を展示。時刻表などの造型アイテムも、展示車両が活躍した時代を再現しています。

大正~昭和の駅を演出する車両展示館

屋外展示場

普段間近で見ることのできない鉄道標識や信号機などの実物を体験するゾーンです。JR四国から貸与を受けた実物の動輪も展示しています。


ミニSL軌道

四国鉄道文化館南館には、総延長235mのミニSL専用の軌道を整備しています。イベント開催時にはミニSLやミニトレインの乗車会が楽しめます。


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